住まいに関するローンは購入する時のローンがよく知られていますが、他にも住まいに関するローンは「つなぎローン」・「借り換えローン」・「住み替えローン」・「セカンドハウスローン」・「アパートローン」などいくつかあります。今回はその中でもリフォームローンと住宅ローンのそれぞれの特徴を説明していきたいと思います。
リフォームローンについて
リフォームローンの特徴をお話する前に、そもそもリフォームローンとは何なのかを簡単にご説明します。その名の通り、住宅の修繕や増改築などのリフォームを目的としたローンのことです。
そんなリフォームローンですが、下記の通りの特徴がありますのでご紹介致します。
- 住宅等の増改築、修繕などを目的としたリフォーム工事に利用できるローンです。
- 住宅の新築工事には利用できません。
- 住宅ローンと比べて借入できる金額の上限が抑えられています。
- 住宅ローンと比べて返済期間が短いことや金利が高く設定されています。
- 担保を必要としません。
- ローン審査が比較的に通りやすく、審査結果が早く出ます。
- 住宅ローンと比較すると面倒な手続きが少ないことです。
- 小規模なリフォーム工事に向いています。
住宅ローンについて
住宅ローンは皆様よくご存知の通り、マイホームなど不動産を購入するときに利用可能なローンになります。住宅ローンの特徴については下記の通りになります。
- 住宅の新築、リフォーム工事に利用できるローンです。
- 借入できる金額の上限が高く設定されています。
- 返済期間を長期に設定することができます。
- リフォームローンと比べて金利は低く設定されています。
- 担保が必要となる場合が多いことです。
- リフォームローンと比べてローン審査が厳しい傾向があり、審査結果が出るまでに時間がかかります。
- 費用のかかる大規模なリフォーム工事に向いています。
以上のように、どちらのローンも住まいのためのローンとなります。
それぞれメリット・デメリットがありますので、リフォーム工事のローン選びは必要な資金を検討しながら、返済金額や期間など計画をしっかり立てることをお勧めします。